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2010年12月 1日 (水)

会社に棲む妖怪

最近前職に就いていた頃を深く感謝する機会が多い。

社会人として働くにあたって、最初のうちにあんなに素敵な経験ができて
それが自分の基準になっている。

つまり、業界を超えたおもしろい人たちに出会えて
仕事以上のお付き合いができたり
そんな人たちにいいお店に連れてってもらったり
人前で話をしたり、マスコミに記事書いたり、取材受けたり
団体やセミナーに参加してネットワーク築いて情報交換したり。

パソコンに向かってるだけが仕事じゃないんだと、と教えてもらって
自分が、そして自分の人生が豊かになって
またそれが仕事にも活かされる、というような経験。


会社とか、東京地下鉄には妖怪が棲んでいる、なんていうけれど
もしわたしにあの頃の経験がなかったら
そんな妖怪に憑かれてしまっているかもしれない、などと考えるときがある。

いや、人間というのは(そして特に、わたしという人間は)物忘れが早くて
ゆるぎない基準を持ちながらも、あれよあれよと
妖怪に魂を奪われるのを許しそうになってしまっている。

KYという言葉が日本で流行っていたみたいだけど
ある程度、KYを演じて自分らしさ、自分の道を模索する必要もある。

空気を読めることも大事だけど、敢えて空気を読まずに
自分の基準を貫くべく、周りと違ったこと
周りがやらないことをやるというのがいい。

要は、ゆるぎない自分を持つということに尽きるだろう。


今携わっているプロジェクトの終了に伴って、先週金曜日
同じチームで働いていたメキシコ人の同僚がレイオフされた。
本人に通告があったのは、その前日だった。
業界では普通のことのようで、当日に通告があることもよくあるらしい。

そして、チームのもう一人の同僚も今月末でレイオフされることを
わたしは知っている。だけど、彼に言うことはできない。

クリスマス前に職を失ってしまう家族持ちの彼らを思うと胸が痛んで
このことでわたしは苦しんだけれども、彼らが少しでも心の準備ができるように
ランチに誘ってそれとなく、プロジェクトの終了後の話をしたり
世間には他のオプションもあるよ、ということを暗に示そうと頑張ったつもり。


今の仕事についてもうすぐ半年が経とうとしている。
正直、自分の大切なものの多くを犠牲にしているという感覚はぬぐえない。

もちろん一方で、自分が大切だと思う方向性に向かっていると信じるからこそ
継続しているということではあるけれど。

これからどのようになっていくのか、わからないけれど
神様はわたしの前にどのような道を用意してくださっているのだろうと
ちょっと楽しみでもある。


明日は日本マキラドーラ協会の忘年会に参加する。
前職同様、社外の会合に参加したいという思いを持ち続け
会社の上司に直談判して得た機会。嬉しいし、楽しみだ。

今の仕事について、本当にいろんなことがわかった。
例えば、本当に世の中にはいろんな人がいるっていうこととか
会社に棲む妖怪もいるとか。

そして何よりも、観光マーケティングという仕事は
わたしの天職であり、またやりたい仕事だということも。

でも、まったく焦りはない。
わたしの人生95年(横浜中華街の占い師談)。
社会人人生の時間もまだたっぷり残っている。

今ご縁あってこの仕事をしていることに
どんなメッセージや学びが込められているのだろう。
その答えを探す毎日だ。

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