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2008年8月14日 (木)

口コミが爆破的に広がる瞬間がある

 
勝間和代さんがオフィシャルブックストア「勝間書店」を始めました。
そこでおススメされていた本。

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1) (SB文庫 ク 2-1) 

「急に売れ始めるにはワケがある」

原作は、ワシントンポストやニューヨーカー誌のライター
マルコム・グラッドウェル(Malcolm Gladwell)のThe Tipping Point.
(ちなみに彼はイギリス生まれのカナダ育ち)

要するに、流行や社会的行動が、ある一点を超えて
爆発的に広がりはじめる瞬間=ティッピング・ポイントです。

このしくみを、多様な過去の例をもとに、
粘りのある取材を通してまとめています。
さすが!ライターである著者の強みが活きた1冊です。

以下、ポイントをメモします。

原則1 少数者の法則: コネクター、通人(メイヴン)、セールスマン
原則2 粘りの法則:   グループの中で社会レベルの経験として暖められる
原則3 背景の力:    時、場所の条件・状態に敏感に反応

感染が始まる順:
①導入者(innovator)→②初期採用者→③初期多数派
→④後期多数派→⑤出遅れ(ラガード)

②初期採用者に広がるあたりがティッピング・ポイントであり、
②初期採用者→③初期多数派へは異なるかたちで感染する。


150の法則: 人間は150人までのグループ規模で感染的な運動が可能。

ティッピング・ポイントを押せば傾きます。
・焦点をしぼる
・実験する
・信念をもつ

***

余談ですが、ティッピングポイントの一例に
NYCの犯罪が激減したケースが取り上げられているのですが、
日本とアメリカでは、犯罪に対する認識と解決方法が違うと感じます。

日本:犯罪は、犯す人個人に問題がある。その人が責任をとるべき。
アメリカ:犯罪は、社会問題。犯罪が起きるのには、システムに問題がある。

この本のなかでも、犯罪はある状況や環境によって
誘発されるもの、ということが明らかになっていました。


訳本ということで、読むのに骨が折れました。
単行本であるにもかかわらず、時間かけて読みました。

原本をaudibleで聞いたらもっと理解が深まりそうなので、トライします。


発行所が、某ケイタイ会社の分社です。
某社同様、仕事ぶりが○メリカの会社みたいに穴の開いたバケツ。
初版とはいえ、誤字が少なからずあります。

某社のケイタイ、わたしも使っていますが
消費者の自己責任が大いに問われますね。
ま、賢い消費者になれば、問題ないかと思います。

あ、でも、某社ケイタイは、うちの事務所では
駅前にもかかわらず圏外になります。

契約する際に、圏外になるからといって
解約するのは認められない、ということになっています。

いずれにせよ、ボケッとしていたら損をしますので、要注意です。
日本もそういう時代に突入ですね。

シリコンバレーに住むChika Wanabeさんの記事
バカがバカにされるアメリカを思い出しました。

彼女のおっしゃることは、本当です。

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