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2008年8月29日 (金)

カンブリア宮殿の本

カンブリア宮殿 村上龍×経済人  カンブリア宮殿 村上龍×経済人


月曜夜10時に放送中の「カンブリア宮殿」の本です。

1冊目を読み終えました。
「良い経営者」22人のインタビューです。

まえがきで村上龍は

良い経営者の共通した資質に
「これといった用事がなくてもぜひまた会いたい」
「機会があればまた会ってみたい」と思われる何か
つまり人間的魅力を持っているということ。

「威張っている経営者」など一人もいない、とも。

印象に残った経営者の言葉

・本田宗一郎から教わったことの一つは
 物事を真実まで極めた真理じゃないと、世界には通用しないということ。
 日本の常識はアメリカの常識ではない。
 これでは世界の常識になりません。

 あまりにも現代の世界的企業は、短期思考が行き過ぎている気がして
 ホンダがホンダである一つの理由は、やはり将来に対してどれだけ
 成長する可能性を持っているかだと思うんです。
 (福井威夫/本田技研)

・最近の若者は失敗をしない人が増えているような気がします。
 そういう人たちは、実際は何もやってないんじゃないか、と思うんです。
 (大橋洋治/全日空)

・営業の仕事は、売ることではないんです。
 お客さんを知ることだと思うんです。
 お客さんを知らなければ売れません。(宋文洲/ソフトブレーン)

・レインボーブリッジを通るたびに、
 東京のビル群、橋、車、船を、たくさんの建造物をみながら
 「ああ、これはやっぱり男がつくったものだな」と思うんです。
 女は身近なもの- 家族だったり、恋人だったり、自分だったり
 身の回りの幸せを願って生きているから、
 たとえば商売をやるにしても、そういうことが得意なんですよ。
 街の天下を取ろうとは思わないですね。(野口美佳/ピーチジョン)

・夢は2度叶うもの。1度目はイメージのなかで叶う。
 2度目は現実に叶うということです。
 その夢と現実をつなげるのが時間だと思っているんです。
 だから、日付を入れて、今日との差を明確にする。
 やらないことは今日の現実を変える勇気がなかっただけ。
 (渡邉美樹/ワタミ)

・出会いというのは、やはり何か理由があるんですよ。
 だからその瞬間に中途半端な態度をすると、後で後悔する。
 それぐらい出会いを真剣に思っているから、
 お寺の鐘を鳴らすように響いてくれるんじゃないかな。
 (吉田潤吉/ヨシダグループ)

・日本はどういうわけか、学問的な成果を軽んずる傾向がある。
 「そんなのは学者のいうことだ」と言わず、
 経営者ももっと勉強し、経営が区の学問的成果を
 積極的に取り入れていく姿勢というのが大事だと思います。
 (村上吉孝/SBIホールディングス)

・強い既得権益や規制の壁と戦うために一番大事なものは
 戦い抜く意志、やりぬく意志。
 本当に正しければ、いずれルールは変わります。(澤田秀雄/HIS)

・20代は何でもやれ、何でも吸収しろ
 30代は自分の人生の方向を決めろ
 40台は成し遂げろ。(原田泳幸/日本マクドナルド)

・トップダウンで命令と指示が降りてくるピラミッド型の組織は
 変化の少ない時代の画一的な事業には向いているが、
 変化のスピードが速く、それぞれの現場での対応が
 求められる時代には不向きだ。(稲盛和夫/京セラ)

村上龍のことば

・アウシュビッツのユダヤ人収容所で生き延びたのは
 どちらかといえば「体力的な強者」よりも
 「ユーモアセンスがあった人」が多かったということだ。

・成功の条件は「科学的な努力の継続」に決まっているのだが
 旧来の文脈では、成功には「きっかけ」「苦労」「秘訣」の
 3つの要因があることになっている。

 三点セットは、成功者が共同体内で
 個人として突出するのを防ぐためにあるのだろう。

・実は、「すべての子どもは可能性を持っている」という一文には
 「その子どもがモチベーションを持つことができた場合に限り」という
 前文が必要なのだ。
 

日本を代表する経営者たちの話すこと。
興味深いです。

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