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2008年2月28日 (木)

脳を活かす勉強法

奇跡の「強化学習」

親友Gちゃんが貸してくれました。
どうもありがとう!!

脳を活かす勉強法  

脳を活かす勉強法は、脳科学者の茂木健一郎先生が書いています。
誰にでもわかる、わかりやすい本です。

脳の働きの本質は「自発性」
○脳が喜びを感じるためには「強制されたものではない」ことが大事。
   
 だから、どんな小さなことでもいいから自発的にやったことで
 「成功体験」を持つことが大切。

 「やった!できた!」 この時、ドーパミン(快感を生み出す脳内物質)が
  分泌されている。

○人間のモチベーション(やる気)は、ポジティブなものからのみ生まれる。
 -その人の好きなこと
 -人からほめられた経験
 -人から認められる

強化学習
できることを続けても脳は喜ばない
  苦しければ苦しいほど、その後の喜びは大きく、より強化される。
  この「苦しい」状況を何とかして突き抜けることが重要。

  脳は、負荷をかけて苦しみを与えたあと、それが成功した時に
   一番喜びを感じる。
筋肉みたいですね。あ、脳も筋肉みたいなものか。

タイムプレッシャー
主的に時間制限を与えることで、勉強する回路が強化される。
 さらに、集中力が身につく。

他人と自分を比較しない
○偏差値を意識すること。
つまり他人と自分を比較することでは
  脳は喜びません。
「喜び」のない学習は、どんなに努力している
  つもりでもなかなか身につかないもの。

プレッシャーを楽しむ
○精神的な強度を身につけることで、「やらなければならない」という
  重圧に勝つ。

○精神的な強度を身につけるには、
スポーツをすることも有効手段の一つ。

強化学習のサイクルを回すきっかけ
入り口は何でもいい。強化学習のサイクルを回し始めることが大事

瞬間集中法
集注力は3つの要素から生まれる。
 -
速さ 作業のスピードを極限まで速くすること
 -
分量 とにかく圧倒的な作業量をこなすこと
 -
没入感 周囲の雑音が入らないほど夢中になること

○人とモノとの関係ではなく、
自分の内側から湧き起こる充実した状態
  (=ステュディオス状態)
「これが好きだ!」「これが楽しい!」になれる
 
対象を持っている人は、自分の人生を充実させる方法を知っている人

○人間の幸せは、生き生きとした興奮状態を人生の節々で持てること。
  日々新しい発見に興奮できること。

勉強にのめりこみ、自我と対象の区別がつかなくなるくらい没頭する
 
「没我」の境地に達し、自分と勉強の距離をゼロにする。

○いわゆる勉強ができない人は、自ら没我を避けているケースがあるのでは?
 「問題があるな」と思ったら、すぐに着手する。
 ただ目の前のことにのみ集中し、ただシンプルに仕事を楽しんでいる状態
 (=フロー状態)

○勉強を始める際の最大の障壁=心理的な障壁
 「自分にはできないのではないか」
 「努力してもムダではないか」といった、不満や不安などのネガティブな
 思いこみ。

○勉強の計画を立てること自体が、障壁になることも。
 
思い立った時にパッと勉強に入ってしまう=「瞬間集中法」
 ルーティンやインフラなど、あらゆる手を使って
 「瞬間的に集中する習慣」を身につける

細切れ時間の活用
に今17:55でも、18:00まで待たずに勉強を始める
  中途半端な時間でもパッとやってしまう。
  脳がその気になった瞬間こそが大きなチャンス。

分、2分という時間でも集中してやる
   本を2~3行読む、英単語を1つ覚える。

記憶術
○記憶は、脳の大脳皮質にある側頭葉の側頭連合野に蓄えられる。

○側頭連合野は、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚といった五感や、
  自分が行動する動機や新的態度などのさまざまな機能(=モダリディ)
  を統合するところ。

○英文を見ながら書き写しては意味がない。
 
一度英文を見たら、そこから目を離して、写す。これを繰り返す

○脳のゴールデンタイムは朝。
 
著者は、毎朝必ず起きたらその瞬間からベットの中で
   
メールチェックをし、 ブログを書き、雑誌論文に目を通す

○緊急時の一夜漬け以外は、睡眠が大切。

分からないことは、脳の反応の鮮度が高いうちにその場ですぐ調べる
   携帯やネットの活用。

○大切なのは「ものごとを記憶すること」ではなく、
  「記憶した知識をどのように使うか」

読書・インターネットでの勉強
○知識はエリート階級の独占物ではなくなった。

○インターネットは図書館よりも知識が詰まっている。

○大学へ行かずともインターネットで勉強してノーベル賞を取る人が
  出てくる時代。

○日本ではたった4年間の勉強で、文系・理系などと人間を二種類に
  分類しているが、
とは、自らを分類するためのものではない。
 勉強とは、自分という存在を輝かせるものであり、人生における
   次のステージに登るためのもの。

脳のコンディションを把握する
○スケートの清水選手「
肉体の限界よりも精神の限界のほうが
 
に来るものなので、そのリミッター(抑制)を外すことが重要
  自分の身体はこういう時はこうなると隅々までモニタリングし、調整。

絶好調の時の感覚を体に覚えさせる
  スポーツ選手が自分のベストプレイを脳に覚え込ませ、その状態を
   何度もイメージトレーニングして、実力を強化していく方法。

分からない」ことについてきちんと把握できているか。
  自分の脳の中で正確にモニタリングし、どうしたら分かるようになるのか
 
考えることができる人が、勉強ができる人

○弱点を努力で克服しようとする時、人はきわめて高いモチベーションを
   発揮する。だんだんできるようになるにつれて大きな嬉しさを感じ、
   ドーパミンも多く出て、脳の強化学習がより進んでいく。

正しい勉強法はシンプルで、自分の欠点や弱点、ミスを直視できるか。
  その原因を自分自身で論理的に突き詰め、修正できるかどうか。   

○「失敗」を前向きにとらえられることは、知的な意味での
  ハングリー精神が培われること。

一回性に巡り合う
インターネットのような情報ネットワークが発達した世界では
 
世界のどこかで生まれたアイデアや技術などあらゆるものが
 
情報ネットワークを通じてあっという間に世界中に伝播していく。
 
 ネット上では、
どんなユニークな個性でもあっという間に広まり
 
受け入れられる現象が起こる

○だからこそ、一人一個性のほうがいい。
 
よりユニークな存在であるべき
  でも、オンリーワンである必然はなく、似たような人が一万人いても
   構わない。それがネットワークによって結びつけられて
   新しいかたちを作り上げていく。


「一回性」とは、その後の人生を変えてしまう出来事を経験すること。
   脳には、いつ、どこで訪れるかわからない一回性の体験を、
  大切に刻印し整理していく働きが備わっています。そしてこの機能こそが
   私たちの人生を豊かにつくっていく。

○人間の脳にはミラーニューロンが働いている。
 自分が実際に動作をしていなくても、他人がする動作を見るだけで
   あたかも自分も動作をしているかのような活動が脳の中で生じる。

○だから、「知」や「学習」を大切にする環境にいると、
   「共感回路」が働き、勉強が習慣化しやすくなる。

偶有性
は、セキュア(予想できること)とチャレンジング(新しいこと)が
   うまく混在している状態(=偶有性)において、「楽しい」と感じる

○セキュアとチャレンジングのバランスが重要。
  人生を豊かにするには、チャレンジングなものとセキュアなものの
   組み合わせをどのように行うかがすべて。

○チャレンジは安全基地があってこそできる。
  安全基地とは、何かがあった時に逃げ込める場所。

○多くの子どもにとって、幼少期の安全基地は「親」。
  そこに逃げ込めば自分を暖かく守ってくれる。
  だがそれは、「過保護」や「過干渉」とは、まったく違う。

安全基地の役割は、
   子どもがあくまでも自主的に挑戦しようとすることを、後ろから
   そっと支えてあげること。一番大事なのは、見守ってあげること
   てあげること

○大人でも同じ。上司と部下の関係。
   「心にかけていますよ。君がどうやって仕事をしているか、
   いつも僕の心の片隅にありますよ」というメッセージを送り続けること。

自分のなかに確固としたものがある人ほど、チャレンジできる。
   考え方が柔軟で、新しい事態にどんどんチャレンジできる人というのは、
   実は芯にすごく頑固な哲学や揺るぎのない自分を持っている

知のオープンエンドの時代
○衣食住には限界があるが、学習はどんなに学んでも次がある。
  青天井で、限界がない(=オープンエンド)

学習の本質とは、この「知のオープンエンド性の楽しさを知ること

○勉強ができる子が「暗い」といじめられるケース。
  「数学の因数分解が社会で何の役に立つ?」という。
  これは「知」を警視する行動であり、日本は諸外国と比べると、
   社会全体で「知の劣化減少」が起こっている危惧すべき状況

○人間の本当の魅力は、その人の内面的な輝きによってもたらされる。
  お金持ちは、お金を持っている。美人は羨望の目で見られる。
   でも、それだけの話。

○人生の大きな岐路に立たされたとき、何としても助言を受けたいと
   思われるような人。そんな人が、本当の人間的魅力を備えた人。
  そして、その魅力を支えるのは、一生かけて磨き続ける知的な魅力。

どうしたら脳を最大限に喜ばすことができるか
どうすれば自分の脳が一番喜ぶのかを、自分自身で発見していくこと
   千差万別なので、他者が教えることはできない。

○脳内のプロセスで本人が意識的にコントロールできることは
   ほんの一部。しかし、脳の喜ばせ方を使って、強化学習の回路が
   向かう方向をほんの少しだけ軌道修正してあげる。


学生の頃の勉強に集中していた成功体験が「そうそう!」と蘇りました。

集中して勉強するときの、あの心地よい感覚がクセになります。

ちなみに、目覚めてすぐ、お布団の中で本を読むときは
たまらない幸福を感じます。 





 
 

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コメント

ごめん、飛ばしで読んだけど、
コレ、自分でまとめたの???
ある意味、凄い。

投稿: Marie | 2008年2月29日 (金) 03時12分

「脳を活かす勉強法」、お役に立てたようでなにより!!

Mayちゃんのブログで内容を再確認!
わかりやすかった~!!

投稿: Gina | 2008年2月29日 (金) 20時53分

Marie

忘れたくないところを書いたの。
そしたら後で検索もできるしね。

実は「読書の会」のためでもあったりするんだ。
ビジネス本の記事が、メールで会員に送られるわけ。

投稿: may | 2008年3月 1日 (土) 03時44分

Ginaちゃん

私のまとめは、端的ではないけれど
わかりやすいならよかった~!

Ginaちゃんも、私が持ってる本で
興味があるものがあればおっしゃって♪

投稿: may | 2008年3月 1日 (土) 03時46分

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